尖閣諸島は、我が国固有の領土であり沖縄県石垣市の行政区域です。
このことを示す大正時代における中華民国からの「感謝状」などの第一級史料や、昭和初期まで多くの人が住み、鰹節工場や羽毛採取などの経済活動を営んでいた痕跡を示す史料など、多くの歴史的史料が存在しております。
また、昭和初期以降、無人島であった尖閣諸島は手つかずの自然が残り、絶滅危惧種や固有の動植物の存在が多数確認されておりますが、1970年代につがいのヤギが持ち込まれ、野生化したヤギは、島の生態系へ影響を及ぼし、尖閣諸島固有の貴重種の絶滅が危惧されております。
これら歴史的史料や自然環境の状況をはじめ、尖閣諸島に関する情報を多くの人に正しく認識してもらう事を目的として、まちづくり支援寄附金(ふるさと納税)を活用し、この「石垣市尖閣諸島情報発信センター」を設置いたしました。
多くの皆さまにご覧いただき、尖閣諸島への関心を深めて頂けますと幸いです。
◆観覧無料